2024年4月22日~5月5日
日付 | 国内 | 海外 |
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4/22(月) |
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23(火) |
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24(水) |
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25(木) |
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26(金) |
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27(土) |
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28(日) |
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29(月) |
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30(火) |
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5/1(水) |
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2(木) |
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3(金) |
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4(土) |
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5(日) |
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重要スケジュールからみた当面の見通し
4月22日(月)~4月28日(日)の予定では日欧の製造業PMI、日銀金融政策決定会合の結果が注目される。
日本の3月製造業PMIは48.2となり2月の47.2から改善。生産と新規受注の減少ペースが緩和した。顧客の需要は低迷しており、海外需要や受注残、購買活動、在庫などが縮小した。一方で、先行きの見通しは高水準が続き、企業は国内外の需要回復により、売上回復、新製品の販売が進むとの期待を持っており、4月も景況感の改善が続くか注目される。
ユーロ圏の3月製造業PMIは46.1となり2月の46.5から悪化し、3ヵ月ぶりの水準へ低下。生産指数は47.1となり11ヵ月ぶりの水準へ上昇し、受注指数も5ヵ月連続で改善したが、サプライチェーンの改善と購買在庫の削減が影響した。先行きの見通しはほぼ1年ぶりの水準へ上昇し、スペインやイタリアのPMIが50台を回復するなど、ユーロ圏の一部では景気に持ち直しの動きが出ている。
日銀金融政策決定会合では、今後の利上げ動向や展望レポートでの物価見通し、植田総裁の記者会見などが注目される。足元で強まる円安の動きに歯止めがかからないようだと、輸入物価上昇による悪いインフレにつながり、実質賃金のプラス転換が遠のき、日本経済にとってマイナスの影響が大きくなることが懸念され、市場の反応が注目される。