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マーケットコラム(2017年10月10日号)

10日の日経平均株価は、前日比132.80円高の20,823.51円となり6日続伸。本日の朝鮮労働党創立記念日に合わせて、北朝鮮がミサイル発射や核実験などの挑発行為を実施するとの警戒感があったものの、その兆候はなくリスクを取る動きが優勢になった。業種別騰落率では、建設業が前日比+1.90%となり上昇率首位。次いでサービス業が+1.26%、小売業が+1.09%になった。一方、下落した業種は保険業が前日比-2.16%となり下落率首位。次いで鉄鋼が-1.93%、鉱業が-1.17%になった。日経ジャスダック平均は前日比+0.70%、マザーズ指数も+1.62%となり、揃って続伸した。

6日に発表された9月の米雇用統計は、ハリケーンの影響で非農業部門の雇用者数が前月比3.3万人減となり、2010年以降で初のマイナスになったが、失業率は4.2%へ低下し2001年2月以来の低水準になった。平均時給も前年同月比2.9%増と2016年12月以来の高い伸びになり、8月は2.7%増、7月は2.6%増へ8月公表時点の2.5%増から上方修正された。賃金の伸びが鈍くインフレ圧力が高まらない状況が続いていたものの、今後、賃金の伸び率が高まってくるようなら、来年もFRBは数回の利上げを行うとの観測が高まり、ドル/円は年末に向けて115円台を目指す展開が期待される。日経平均株価も円安進行を追い風に、上値追いを続ける展開が見込まれ、日立製作所(6501)やトプコン(7732)、三菱電機(6503)など円安メリット銘柄の一段高を期待したい。