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マーケットコラム(2017年11月13日号)

13日の日経平均株価は、前日比300.43円安の22,380.99円となり4日続落。先週末の米国株が下落したことで、当面の利益を確定する動きが優勢になった。業種別騰落率では、倉庫運輸関連が-3.62%となり下落率首位。次いで海運業が-3.18%、不動産業が-2.87%になった。一方、上昇した業種は2業種のみで、石油石炭製品が+1.33%、その他製品が+0.12%になった。日経ジャスダック平均は+0.10%となり続伸、マザーズ指数は-1.05%となり5日ぶりに反落した。

上期の決算発表が一巡しつつあり、今後は来年度業績に対する関心が高まってくることから、来期以降も業績拡大が期待される業種や銘柄に注目したい。東京エレクトロン(8035)によると3D NANDの生産数量は16年末で月産35万枚だったものが、17年末に月産70万枚となり、19年末には月産150万枚へと拡大することが見込まれている。また、現時点ではウエハ枚数不足や不良品率が高く、3D NANDは十分な数量が供給できない状況にあり、後工程の設備投資は前工程に比べて遅れ気味になっている。そこで、来期以降の需要拡大が見込まれる業種として、3D NAND関連の後工程メーカーや生産財企業に注目したい。半導体試験装置のアドバンテスト(6857)は、3D NAND、DRAM向けテスタの需要が増え2Qの受注高は前年同期比97.2%増と大幅に拡大。3D NANDの生産数量増、容量拡大に伴いテスタの需要は来期以降も拡大を続けるものと思われ、業績は今後も好調に推移することが見込まれる。