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マーケットコラム(2017年11月24日号)

24日の日経平均株価は、前日比27.70円高の22,550.85円となり小幅に3日続伸。22日の米国株が下落したことや円高ドル安が進行したことで、前場は前日比-142.14円まであったものの、円高ドル安の進行が一服したことや日銀のETF買いへの期待感から、後場は下げ渋る展開になった。業種別騰落率では、その他製品が前日比+1.78%となり上昇率首位。次いで小売業が+1.22%、化学が+0.95%になった。一方、下落した業種は非鉄金属が前日比-1.65%となり下落率首位。次いで海運業が-1.28%、鉱業が-0.81%になった。日経ジャスダック平均は前日比+0.66%、マザーズ指数も+0.76%となり揃って6日続伸した。

日経平均株価は円高ドル安の進行に伴い上昇一服になったが、マザーズ市場は6連騰と反転基調が鮮明になっている。マザーズ銘柄では、描画向け半導体回路設計のDMP(3652)に注目している。上期決算は前年同期比129.4%増収、黒字転換。任天堂3DSやデジカメの販売が伸び半導体回路設計に関わるロイヤリティー収入が増加し、自動車機器メーカーに自動運転などAI関連のソフト、ハードの開発を支援する受託案件も拡大。NEDO向けに、省電力AIエンジン開発の追加委託を受注したことも売上拡大に貢献。売上拡大に加えて、パチンコ・パチスロ向け次世代画像処理LSI「RS1」の開発が終了し、開発費が減少したことも寄与し黒字転換を達成。「RS1」は下期からの量産開始に伴い、来期に向けて業績貢献が本格化することが見込まれる。アイフォンⅩやギャラクシーの最先端機種にはエッジAIが搭載され始めており、プライバシーや情報量抑制の観点から、監視カメラや製造現場のFA機器、VR、AR、ドローンなど搭載機器が拡大することが見込まれている。スマートフォンなど末端端末向けAIの「ZIA DV700」は競合に比べた低消費電力と性能の高さを強みに、採用を目指す方針。