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マーケットコラム(2017年12月20日号)

20日の日経平均株価は、前日比23.72円高の22,891.72円となり小幅反発。昨晩の米国株が下落したことを受けて安く始まったものの、米国で長期金利が上昇したことで銀行など金融株が上昇し、円安が進行したことで機械や精密など輸出関連も堅調に推移した。業種別騰落率では、石油石炭製品が前日比+2.16%となり上昇率首位。次いで銀行業が+1.88%、非鉄金属が+1.78%になった。下落した業種はサービス業が-0.87%となり下落率首位。次いで建設業が-0.69%、不動産業が-0.65%となった。日経ジャスダック平均は+0.14%となり5日続伸。マザーズ指数も+0.58%となり続伸した。

マザーズ指数は、サイバーダイン(7779)が前日比+12.87%になったことがけん引し、6月22日以来となる高値へ上昇。サイバーダインは、ロボットスーツのHALが米国のFDA(米国食品医薬品局)から市販承認を受けたと18日に発表したことで、19、20日の2日間で合計+23.80%の大幅高になった。歩行をサポートする理学療法系と神経疾患を治療する神経系の、2つに跨る唯一の医療機器として承認を獲得。HALは装具にモーターを付けたようなありふれたロボットスーツではなく、脳神経系の疾患を改善する機能を持った薬と同等の治療機器なのだが、米国でもようやくこれが承認された。既に、全米最大級のリハビリ病院グループとHALによる治療センター設立で合意しており、FDAで認められたことで、今後は米国での売上拡大が見込まれる。日本では、HALの保険適用拡大に向けて脳卒中の治験が進行中。HALを使った治療を行うことで、歩行能力の回復限界から歩行機能が改善するという成果が出ている。脳卒中は神経疾患に比べて患者数が多いため、保険適用されるとHALの売上拡大が期待されるとともに、麻痺などの後遺症で苦しむ患者や介護で悩む家族などにとっても朗報となることが見込まれる。