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マーケットコラム(2018年10月17日号)

17日の日経平均株価は、前日比291.88円高の22,841.12円となり続伸。昨晩の米国株が大きく上昇したことや、円安ドル高が進行したことが好感された。また、NY市場取引終了後に決算を発表した米半導体製造装置大手のラムリサーチの株価が、時間外取引で一時+9%まであったことが好感され、ディスコ(6146)が前日比+5.11%、アドバンテスト(6857)が+3.52%、東京エレクトロン(8035)が+3.01%となるなど、半導体関連が大きく上昇した。業種別騰落率では証券商品先物が+2.71%となり上昇率首位。次いで精密機器が+2.44%、その他金融業が+2.37%になった。下落した業種は2業種のみで、海運業が-7.25%となり下落率首位。次いで鉄鋼が-0.89%になった。日経ジャスダック平均は+0.98%、マザーズ指数は+2.11%となり揃って続伸した。

昨晩の米国株高は大きく上昇したものの、米国の10年債利回りは3.16%近辺で高止まりしており、さらなる金利上昇をうかがう雰囲気が残る。米住宅市場では、既に中古住宅販売件数と住宅着工許可件数が今年3月をピークに減速傾向にあり、8月の中古住宅件数は2016年2月以来の水準に落ち込み、8月の住宅着工許可件数は2017年5月以来の水準に減速している。米国のGDP成長率は4-6月期の前期比年率4.2%増をピークに、7-9月期は3.2%増、10-12月期は2.8%増、19年1-3月期は2.4%増と成長率の鈍化が見込まれている。金利上昇に伴い、米国経済の減速スピードが速まるようだと、企業業績拡大への期待感がしぼみ、2009年から続く米国株の上昇局面が終了する展開になることが警戒される。米国の金利が高止まりする間は、慎重な投資姿勢で臨みたい。