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マーケットコラム(2018年10月23日号)

23日の日経平均株価は、前日比604.04円安の22,010.78円となり大幅反落。昨晩の米国株が下落したことや中国株が下落したことが嫌気された。為替市場ではイタリアの財政不安、ブレグジット交渉の難航などでユーロ安が進んだことを発端に、リスク回避の流れから円が全面高になったことも日経平均株価の重しになった。業種別騰落率では全業種が下落。金属製品が-6.25%となり下落率首位。次いで建設業が-4.24%、ガラス土石製品が-4.20%になった。日経ジャスダック平均は-1.03%、マザーズ指数は-1.59%となり揃って反落した。

米国では7-9月期の決算発表シーズンが始まっており、23日にはキャタピラー、24日はマイクロソフト、25日はボーイング、アマゾン、インテル、26日はアルファベットの決算発表が予定されている。S&P500の構成銘柄のうち22日までに決算を発表した91社中78社が事前予想を上回り、利益成長率は20.9%に達し好調に推移している。ただ、トランプ減税効果の一巡や米国が仕掛ける保護貿易政策による世界経済減速への懸念もあり、利益成長率は10-12月期に17.9%増、19年1-3月期は7.9%増、4-6月期は7.2%増と鈍化することが見込まれている。一方で、S&P500の予想PERは16.9倍と過去の水準から見て割高な状態が続いており、19年の利益成長鈍化観測を織り込み切れていないものと思われ、引き続き慎重な投資姿勢で臨みたい。