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マーケットコラム(2018年8月1日号)

1日の日経平均株価は、前日比192.98円高の22,746.70円となり続伸。昨晩の米国株が上昇したことや、好決算を発表した京セラ(6971)、日東電工(6988)、ソニー(6758)の株価上昇がけん引した。業種別騰落率では、鉄鋼が前日比+4.69%となり上昇率首位。次いで非鉄金属が+3.38%、その他製品が+3.15%になった。下落した業種は空運業が-1.65%になり下落率首位。次いで、金属製品が-1.51%、その他金融業が-1.32%になった。日経ジャスダック平均は-0.05%となり4日続落。マザーズ指数は-0.63%となり反落した。

日銀金融政策決定会合を大きな波乱なく通過し、本日から8月相場に入ったが、過去10年間における日経平均株価の月別パフォーマンスを集計したところ、8月は月間で2.7%下落(月間騰落率の平均値は0.6%の上昇)しており、12ヵ月中で一番株価が下がりやすい月になっている。8月に次いで低パフォーマンスなのは1月の-1.6%、9月の-0.8%だった。過去10年で8月に上昇したのは3回しかなく、下落回数が上昇回数より多いのは8月のみになっている。

今年の8月は、2月に米国株式市場で起きたような、ボラティリティ急上昇に伴う株価下落に警戒したい。シカゴ・オプション取引所の建玉報告によると、VIXの売りポジションが今年1月下旬以来の水準まで上昇している。2月は、長期金利上昇を背景に株式市場が大きく変動したことでVIXが急上昇し、売りポジションを持った投資家は大打撃を受けた。日銀の金融緩和の出口観測で米国の長期金利が3%に迫っていることや、米国株式市場のけん引役だったネットフリックス、フェイスブックなどのハイテク株に軟調な動きが見られるなど悪材料も散見され、流動性が低下する8月の市場混乱に注意したい。