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マーケットコラム(2018年8月22日号)

22日の日経平均株価は、前日比142.82円高の22,362.55円となり続伸。昨晩の米国株市場でS&P500が一時最高値を更新するなど、米国株が好調に推移していることが好感された。業種別騰落率では、石油石炭製品が前日比+2.37%となり上昇率首位。次いでガラス土石と輸送用機器が+2.08%になった。下落した業種はパルプ・紙が-1.84%となり下落率首位。次いで陸運業が-0.37%、情報・通信業が-0.26%になった。日経ジャスダック平均は+0.64%、マザーズ指数も+2.13%となり揃って3日ぶりに反発した。

昨晩は米S&P500が一時最高値を更新。8月21日までに発表された米国S&P500指数採用銘柄の2Q決算において、394社が事前予想を上回り、利益成長率は前年同期比25.5%増と好調に推移している。18年通期のS&P500の予想一株利益(EPS)は21日時点で161.5、19年は178.2が見込まれており、業績好調を織り込んで行く展開になっている。米アトランタ連銀が発表しているGDPNowによると7-9月期の米実質GDP成長率は前期比年率4.3%増と推計されており、4.1%成長となった4-6月期を上回る力強い景気拡大が続くことが見込まれている。加えて、米中貿易協議の進展期待やFRBの金利引き上げ打ち止め観測も追い風に、米国株は今後も堅調な推移になることが期待される。

一方、日経平均株価はここのところやや軟調な推移になっているものの、21日時点のブルームバーグによる集計では、日経平均株価採用銘柄の4-6月期決算は、売上高が7.2%増、利益が14.6%増と堅調に推移している。日経平均株価の18年度予想PERは12.9倍とアベノミクス相場開始以降で下限に近く、米S&P500の予想PER17.7倍に大きく後れを取っている。企業業績の堅調さに比べて、株価は投資指標面から割安な水準に抑えられており、日経平均株価は今後水準訂正を期待する展開になるものと思われる。