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マーケットコラム(2018年8月31日号)

30日の日経平均株価は、前日比21.28円高の22,869.50円となり8日続伸。昨晩の米国株市場でナスダック総合とS&P500が最高値を更新し、日経平均株価は23,000円を一時上回ったものの、中国株がマイナス圏で推移したことが嫌気され上げ幅を縮める展開になった。業種別騰落率では、その他製品が前日比+1.39%となり上昇率首位。次いで鉱業が+1.27%、水産・農林業が+1.16%になった。下落した業種は精密機器が-0.95%となり下落率首位。次いで輸送用機器が-0.91%、電気・ガス業が-0.85%になった。日経ジャスダック平均は+0.52%、マザーズ指数も+1.04%となり揃って続伸した。

日経平均株価は23,000円台乗せとはならなかったが、中国株が下落するなかでも2017年10月以来の8日続伸と、底堅さを感じさせる展開になっており、今後も良好な推移が期待される。個別銘柄ではエボラブルアジア(6191)に注目している。3Q累計決算はIFRSベースで前年同期比59.8%増収、110.6%営業増益。航空券の予約などオンライン旅行事業が伸びたことや、投資事業で売却益があったことに加え、同業大手のDeNAトラベルを5月に買収したことで大幅増収、増益を達成。DeNAトラベルの買収効果で6月の航空券などの取扱高は前年同期比2.7倍、7月は2.8倍に拡大。買収に伴い通期の取扱高を150億円増額の850億円へ、売上収益を39.5億円増額の110億円へ上方修正。TVCMを積極化させており、今期は35億円程度、広告宣伝費を投入予定。TVCMの効果で、航空券中心に、新幹線、レンタカー、ホテル、アクティビティなどが予約できる総合旅行プラットフォームの「エアトリ」の検索数が急拡大している。来期はDeNAトラベルの通期貢献により取扱高は1,500億円の達成が目標。広告費は今期の35億円を上回る額の投入を予定しており、今後の成長余地は大きいものと思われる。