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マーケットコラム(2019年11月13日号)

13日の日経平均株価は、前日比200.14円安の23,319.87円となり反落。昨晩の米S&P500は上昇したものの、デモの激化に伴い香港ハンセン指数が下落したことが嫌気され、下落幅は10月3日以来の大きさになった。業種別騰落率は、鉄鋼が-2.38%となり下落率首位。次いで石油石炭製品が-1.77%、鉱業が-1.52%になった。上昇した業種は繊維製品が+0.47%となり上昇率首位。次いで証券商品先物が+0.18%になった。日経ジャスダック平均は+0.17%となり3日続伸、マザーズ指数は-0.94%となり続落した。

7-9月期決算発表が続いているが、決算発表後の株価では、5Gに向けた需要拡大が期待される電子部品株に上昇する動きが目立った。なかでも、PC向けコネクタの需要回復がけん引し通期計画を上方修正した第一精工(6640)は、11日にストップ高となり大きく上昇した。10-12月期から5Gスマートフォン向けコネクタの量産も開始。5Gに向けた需要拡大期待から先駆的に買われてきた半導体関連株は、決算発表後、やや上昇一服となっているものの、電子部品や工作機械など5Gの需要が及ぶ範囲は広く、今後も、折に触れ物色が集まるものと思われる。

国内でも、5Gのインフラ構築需要が2020年に向けて出てくるものと思われ、インフラ工事などを行うNECネッツSI(1973)に注目したい。上期決算は前年同期比11.2%増収、66.0%営業増益となり、会社計画を超過達成、通期計画も上方修正。働き方改革など企業の経営強化・競争力強化に向けた投資やホテル向けネットワーク構築、オフィス設備施工、メガソーラー施工などの拡大が貢献した。5Gの基地局建設は下期から本格化する見込みで、今後の業績貢献が期待される。