いつもあなたのそばで 頼れる金融機関です

マーケットコラム(2019年7月1日号)

1日の日経平均株価は、前日比454.05円高の21,729.97円となり大幅反発。先週末のG20に合わせて開催された米中首脳会談において、貿易協議の再開が確認されたことやファーウェイへの輸出規制が緩和されたことが好感され、半導体やロボット、工作機械、電子部品など景気敏感株が上昇をけん引した。業種別騰落率は海運業が+3.80%となり上昇率首位。次いで金属製品が+3.21%、電気機器が+3.13%となった。下落した業種はなく全面高となった。日経ジャスダック平均は+0.86%、マザーズ指数も+1.68%となり揃って3日続伸した。

米中関係の改善が進むようなら、FRBが7月に利下げを実施する必然性は大きく低下するものと思われる。FF金利先物市場ではFRBの7月利下げ確率を100%織り込んでおり、利下げ見送りとなれば、ドル/円は110円へ向けて大きく反転する展開が想定される。この場合、7月の利下げ期待が後退することで米国株は上昇一服の展開になりそうだが、円安ドル高が進行することで、半導体やロボット、FA、工作機械など景気敏感株がマーケットをけん引し、日本株が米国株に対してアウトパフォームする展開が見込まれる。日本株の出遅れ解消に期待したい。