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マーケットコラム(2019年8月13日号)

13日の日経平均株価は、前日比229.38円安の20,455.44円となり3日ぶりに反落。昨日の米国株式市場が下落したことやアルゼンチン株の暴落、香港デモの激化、円高進行などが嫌気され、リスク回避の動きが優勢になった。業種別騰落率は、石油石炭製品が-4.51%となり下落率首位。次いで鉄鋼が-2.86%、鉱業が-2.80%になった。上昇した業種は繊維製品のみで+0.41%となった。日経ジャスダック平均は-0.63%、マザーズ指数は-1.02%となり揃って続落した。

9日に上期の決算を発表したスター精密(7718)は、欧州の工作機械の減速により通期計画を下方修正したが、中国では5G(第5世代移動通信システム)の基地局向けコネクタや医療用機器を作る工作機械が好調で、中国での工作機械の年間販売計画を1,415台から1,952台へ上方修正した。中国では5Gの基地局建設が急ピッチで行われており、スマートフォン(スマホ)など5G製品向けにも工作機械の需要が出始めている。5Gは4Gに比べて、電波が届く範囲が狭いため、多数の通信用基地局が必要になると見られており、投資規模が膨らんでいる模様。まだノキアやエリクソンなど欧州では動きがないが、中国が明らかに先行している。その中国では20年初に5Gの商用化を計画しており、19年の後半に向けて5Gスマホ向け工作機械や半導体、電子部品などへの需要が高まるものと思われ、関連企業の動向が注目される。