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マーケットコラム(2019年9月30日号)

30日の日経平均株価は、前日比123.06円安の21,755.84円となり続落。先週末のNYダウが下落したことや、ソフトバンクG(9984)や信越化学(4063)、東京エレクトロン(8035)などのハイテク関連銘柄の下落が重しになった。業種別騰落率は、電気・ガス業が-3.12%となり下落率首位。次いで空運業が-2.61%、鉱業が-2.55%になった。上昇した業種は、サービス業のみで+0.13%となった。日経ジャスダック平均は-0.10%、マザーズ指数も-0.64%となり揃って続落した。

先週末の米国株式市場では、メモリ大手のマイクロンが発表した業績見通しが嫌気され、半導体関連が軒並み大きく下落した。DRAM、NANDともに需要回復が見られ、在庫解消も進んでいるが、マクロ経済環境や貿易問題を慎重に見ており、市場予想を下回る業績見通しを示したことで、マイクロンの株価は前日比-11.09%となった。マクロ経済の不確実性と収益性の悪化に伴い、20年度のフロントエンド機器への設備投資は、19年度から30%以上削減する方針を示したことで、半導体製造装置のアプライド・マテリアルズは-5.21%、ラムリサーチも-5.25%と連れ安した。

今日の日本株式市場ではSCREEN HD(7735)が-3.19%と下落率がやや大きくなったが、東京エレクトロン(8035)は-0.91%、アドバンテスト(6857)が-0.93%と下げは小幅にとどまっている。ただ、メモリ投資の改善にはまだ時間がかかる模様で、株価上昇に伴い業績に対する市場の期待も高まりつつあり、10月下旬の決算発表後は、内容次第で利益確定売りが優勢になる展開が想定され注意したい。