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マーケットコラム(2018年7月2日号)

2日の日経平均株価は、前日比492.58円安の21,811.93円となり大幅反落。中国株が軟調な推移になったことや円安進行が一服したことで、後場に入り下げ幅を広げる展開になった。業種別騰落率では、ゴム製品が前日比-3.59%となり下落率首位。次いで小売業が-3.58%、食料品が-3.30%になった。上昇した業種はなく全面安の展開になった。日経ジャスダック平均は-0.82%、マザーズ指数は-3.15%となり揃って反落した。

米中貿易摩擦の影響により、製造業の景況感に陰りが出始めている。6月30日に中国国家統計局が発表した6月の中国製造業PMIは51.5となり、5月の51.9から低下。輸出向け新規受注指数が49.8となり、5月の51.2から大きく悪化。米中貿易摩擦の激化に備えて、企業が輸出を前倒ししていたこともあり、輸出に減速感が出始めている。7月2日に発表された6月の中国財新製造業PMIは51.0となり、前月の51.1からほぼ横ばいになったが、海外からの需要が抑制されており、新規輸出受注は3ヵ月連続で減速した。1年後の景気見通しについての楽観度も6ヵ月ぶりの低水準に落ち込んでいる。6月の日経日本製造業PMIは53.0となり、前月比改善し製造業の業況改善が続いているものの、北米、中国の需要縮小により新規輸出受注が22ヵ月ぶりに前月比減少しており、米中貿易摩擦の影響が出始めている。米中貿易摩擦の影響により、輸出中心に製造業で減速感が出始めており、今後の動向が注目される。