いつもあなたのそばで 頼れる金融機関です

マーケットコラム(2020年9月23日号)

23日の日経平均株価は、前日比13.81円安の23,346.69円となり反落。4連休中に米国株が下落していたことを鑑みると、底堅い推移となった。業種別騰落率は、鉱業が-3.81%となり下落率首位。次いで、鉄鋼が-2.28%、非鉄金属が-1.59%になった。上昇した業種は、陸運業が+1.54%となり、上昇率首位。次いで、小売業が+1.25%、海運業が+1.14%となった。日経ジャスダック平均は+0.37%、マザーズ指数は+2.45%となり揃って続伸した。

昨日までの4連休は観光地などで人出が増えたとのニュースが多数報じられた。10月1日からGoToトラベルキャンペーンに東京都も対象に加わることもあり、新型コロナの感染拡大を抑制できていれば、今後、外出する人が増えるものと思われ、衣料品ネット通販サイトのZOZOTOWNを運営するZOZO(3092)に注目したい。ZOZOの4-6月期決算は前年同期比19.4%増収、33.9%営業増益。消費のオンライン化が進んだことや、店舗で衣料品の販売がしにくくなったことに伴い販売チャネルとしての活用が増え、ZOZOTOWNに出店するショップから受託を受けて販売する商品の取扱高が前年同期比19.5%増となり、5四半期ぶりの高い伸び率となった。

寒い冬になりやすいとされるラニーニャ現象が発生したことや、昨年の記録的な暖冬の反動、3密回避のレジャーとしてハイキングやキャンプなどの人気が高まりつつあること、感染対策のための換気の徹底などにより、今年の秋冬商材は前年比で需要が拡大することが見込まれる。また、ZOZOTOWNは集客力があるものの、これまで店舗での販売を優先する出店ブランドから、商品を供給してもらうことに苦労していたが、販売チャネルとしてオンラインの重要性が増していることや、コロナ禍もあり衣料品の店舗での販売力が低下していることから、今後は商品の供給を十分に受けられるものと思われる。春に続いて今年の秋冬も、ZOZOの事業環境は良好に推移するものと思われる。