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マーケットコラム(2021年2月16日号)

16日の日経平均株価は、前日比383.60円高の30,467.75円となり大幅に続伸。昨日に30年半ぶりに3万円台を回復した勢いが続き、日経平均株価は今日も大幅高となった。ソフトバンクG(9984)が+4.14%、ファーストリテイリング(9983)が+3.05%となり、日経平均株価の上昇を主導した。業種別騰落率は、銀行業が+2.86%となり上昇率首位。次いで、非鉄金属が+2.39%、海運業が+2.24%になった。一方、下落した業種は金属製品が-1.27%となり下落率首位。次いで、輸送用機器が-0.86%、ガラス土石製品が-0.61%となった。日経ジャスダック平均は-0.17%となり続落、マザーズ指数は+0.49%となり4日続伸した。

日経平均株価は3万円台乗せとなり達成感も広がりやすい局面にあるが、日本の新型コロナの新規感染者数が鈍化傾向に入っていることや新型コロナワクチンの接種開始により、経済活動の正常化と企業業績の回復に対する期待感が強く、今後も株高の展開が継続することが見込まれる。

個別銘柄ではNEC(6701)に注目したい。新型コロナによるIT投資の抑制により、21年3月期3Q累計決算は、資産売却の影響を除いた実業ベースで前年同期比6.2%営業減益となったが、3Q決算はIT投資の受注改善や5G基地局、GIGAスクール需要を取り込み33.1%営業増益に転換。GIGAスクールや5G基地局に加えて、自動車や機械など製造業向けが改善し、3Qの受注は前年同期比5%増加し、新型コロナにより遅れていたIT投資に再開の動きが出ている。ITを活用した事業構造改革を目的とした既存システムの再構築や、リモートワーク導入のためのネットワーク強化、非接触など新型コロナに対応するため、新たなIT投資が増加。行政のデジタル化に向けて、マイナンバーの利活用など関係府省へ提言活動も強化している。ネットワーク構築など、5G展開は来期以降本格化することやIT投資に改善の兆候が見られており、来期業績の改善が期待される。