いつもあなたのそばで 頼れる金融機関です

マーケットコラム(2021年4月5日号)

5日の日経平均株価は、前日比235.25円高の30,089.25円となり3日続伸。先週末に発表された米国雇用統計において、非農業部門の雇用者数の伸びが91.6万人増(前回46.8万人増)と、市場予想の66.0万人増を大きく上回り、米国の景気回復期待が高まったことで、海運や鉄鋼、半導体関連など景気敏感株や米国金利上昇を受けて金融株の上昇が目立った。業種別騰落率は、海運業が+5.52%となり上昇率首位。次いで証券商品先物が+2.65%、銀行が+2.55%になった。一方、下落した業種は、精密機器とサービス業が-0.49%になり下落率首位。次いで機械が-0.04%になった。日経ジャスダック平均は+0.29%となり続伸。マザーズ指数は+0.09%となり5日続伸した。

先週に引き続き、今日も東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、SCREEN HD(7735)、レーザーテック(6920)など半導体関連銘柄の上昇が目立った。メモリ大手の米マイクロンの12-2月期決算は、売上、利益ともに会社計画を大きく上回って着地。データセンターやPC、スマホ、自動車など複数の市場向けにメモリの需要が想定を上回った。DRAMは深刻な供給不足になっており、販売価格が上昇。DRAMの需給は年間を通じてさらに引き締まっていく見通しを示しており、今後も業績拡大が続くことが見込まれる。

東京エレクトロンなど向けに、半導体製造装置向け金属部品の加工を行っているマルマエ(6264)が発表した21年8月期2Q累計決算は、前年同期比13.9%増収、16.2%営業増益。メモリ向けの受注が急回復し、ロジックファウンドリ、ロジックも投資が拡大。大口顧客の東京エレクトロンからの注文は過去最高水準になっており、通期計画を上方修正。通期で半導体製造装置向け部品加工の売上は、過去最高を更新する見込み。半導体企業や半導体製造装置関連企業の業績は、半導体需要の高まりに伴い当面好調に推移することが見込まれ、株価も上昇基調が継続するものと思われる。