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マーケットコラム(2021年5月31日号)

31日の日経平均株価は、前日比289.33円安の28,860.08円となり反落。先週末の日経平均株価が600円高と大きく上昇していたことで、利益確定売りが優勢になった。業種別騰落率は、不動産業が-2.15%となり下落率首位。次いで銀行業が-2.07%、機械が-1.92%になった。上昇した業種は、海運業のみで+0.17%になった。日経ジャスダック平均は+0.21%となり3日続伸、マザーズ指数は+0.43%となり3日ぶりに反発した。

日経平均株価は下落したものの、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、SCREEN HD(7735)、レーザーテック(6920)、日本電子(6951)、マルマエ(6264)など半導体関連は軒並み上昇し強い動きになった。先週は米国でGPU大手のNVIDIAが1Q(2‐4月期)決算を発表。事前の会社ガイダンスの上限を上回る好調な結果となったことを受けて、NVIDIAの株価は先週末に4.88%高の649.78(+30.26)ドルとなり最高値を更新した。ゲーム向けやデータセンター向けにGPUの需要が増加している。特に、データセンター向け売上は初めて20億ドルを突破。会話型AIや自然言語処理、レコメンドシステムなどAIを活用したサービスを提供するため、データセンター顧客がNVIDIAのGPUを活用しており需要が増加している。2QもゲームとデータセンターでGPUに対する強い需要が継続し、業績の拡大が続く見通しを示している。GPUなど高性能半導体の需要増に伴い、最先端分野の半導体の設備投資は拡大傾向が続くものと思われ、東京エレクトロンなど半導体関連株も堅調に推移することが期待される。