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マーケットコラム(2021年7月19日号)

19日の日経平均株価は、前日比350.34円安の27,652.74円となり4日続落。先週末の米国株が下落したことやデルタ株の感染拡大などを受けて、半導体や景気敏感株、内需株など幅広く売られる展開になった。業種別騰落率は、空運業が-2.79%となり下落率首位。次いで鉄鋼が-2.60%、電気機器が-2.24%になった。上昇した業種は医薬品の+0.26%のみとなり、ほぼ全面安になった。日経ジャスダック平均は-0.51%となり反落、マザーズ指数は-1.87%となり3日続落した。

日経平均株価は4日続落と軟調な展開になっているが、直近四半期の決算が好調だったわらべや日洋HD(2918)、SHIFT(3697)、スター・マイカHD(2975)は、株価の持ち直しを期待したい。セブンイレブン向けにおにぎり、弁当を生産しているわらべや日洋HDはおにぎりや弁当の販売回復に伴い、22年2月期3-5月決算の営業利益は前年同期比529.5%増と大幅に増加。セブン&アイHDの米国強化の方針に基づき、米国東海岸エリアへの新工場建設も発表している。ワクチン接種の進展に伴い経済活動の正常化が進むことで、セブンイレブン向けの需要が増えるものと思われ、下期に向けて業績改善が続くことが期待される。ソフトウェアテストのSHIFTは企業の旺盛なIT投資が追い風になり、新規顧客の獲得や優秀な人材の確保、上流工程から関わる高付加価値案件の拡大などにより、21年8月期3Q累計決算は前年同期比58.7%増収、60.8%営業増益と好調に推移。企業基盤の強化が進み、25年度に達成目標だった売上高1,000億円が、23年度に前倒し達成できるとの見通しを示しており、今後も業績の急拡大が続くものと思われる。中古リノベーションマンション販売のスター・マイカHDは、中古マンションの販売が拡大し、21年11月期2Q累計決算は前年同期比26.0%増収、36.1%営業増益と好調に推移。新築マンション価格の高騰に伴い、中古マンション市場は品薄感が強まるほど活況になっている。下期に向けて中古マンションの仕入れを強化する方針を示しており、来期に向けて業績拡大が期待される。