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マーケットコラム(2021年8月31日号)

31日の日経平均株価は、前日比300.25円高の28,089.54円となり続伸。昨日はNYダウが下落したことで日経平均株価も下落して始まったが、後場に入りプラスに転換し、上げ幅を広げて取引を終えた。月末安のアノマリーが続いていたものの、意外高の展開となり、半月ぶりに28,000円台を回復した。業種別騰落率は、海運業が+3.21%となり上昇率首位。次いで鉄鋼が+2.52%、精密機器が+1.87%になった。下落した業種は空運業が-1.84%になり下落率首位。次いで陸運業が-1.52%、電気・ガス業が-1.14%になった。日経ジャスダック平均が+0.52%、マザーズ指数も+1.86%となり揃って続伸した。

今日は上昇一服となったが、8月23日近辺を起点として旅行関連銘柄の戻りが顕著になっており、その中からリゾートトラスト(4681)に注目したい。リゾートトラストは会員制リゾートホテルの開発・運営、会員権販売を主力事業とし、健康診断や人間ドックなどを行うメディカル事業や、ホテル事業で培ったサービスやメディカル事業の強みを生かしたハイエンドなサービス付き高齢者住宅、老人ホームの開発・運営を行っている。22年3月期1Q(4-6月)決算は前年同期比59.4%増収、営業利益は8.8億円の赤字から9.2億円の黒字に転換。一般向けホテル、レストランの赤字縮小やリゾート、メディカルの会員権販売が好調に推移し黒字を確保。高級会員制ホテルの7月稼働率は一昨年比95.3%の水準まで回復。健康意識の高まりから、高度な検診などを受けられるハイメディックの会員権契約高は一昨年比61.9%増と大幅に拡大。リゾートホテルやメディカルの会員権販売など富裕層向けビジネスは既に回復基調にあり、新型コロナの新規感染者数の伸びが抑制されてくれば、リゾートホテルなどの利用が一段と改善し、業績回復の勢いが加速することが見込まれる。