いつもあなたのそばで 頼れる金融機関です

マーケットコラム(2021年9月13日号)

13日の日経平均株価は、前日比65.53円高の30,447.37円となり続伸。先週末の米国株が下落したことを受けて、日経平均株価は前日比下落して推移する場面があったものの、引けにかけて下げ幅を縮めプラスで取引を終えた。業種別騰落率は、鉄鋼が+1.56%になり上昇率首位。次いで石油石炭製品が+1.48%、銀行業が+1.07%になった。下落した業種は輸送用機器が-1.39%となり下落率首位。次いで証券商品先物が-0.69%、空運業が-0.63%になった。マザーズ指数も+0.34%となり続伸したが、日経ジャスダック平均は-0.07%となり反落した。

東京エレクトロン(8035)が13連騰するなど半導体関連株が好調に推移しており、半導体関連の出遅れとしてAIメカテック(6227)に注目したい。AIメカテックは2016年に日立製作所から新設分割して設立され、今年7月に新規上場した。シール塗布装置や液晶滴下装置、真空貼合わせ装置など液晶製造装置や、半導体チップと基盤をつなげる際に使うはんだボールマウンタ装置など半導体パッケージ製造装置を開発、製造している。マイクロLEDなど次世代ディスプレイの製造に用いられる、微細塗布技術、高精度位置合わせ技術を活用した製造装置の開発も行っている。

21年6月期通期決算は前年同期比10.9%増収、115.9%営業増益。半導体の生産増と高性能品半導体向け先進パッケージの需要増で、はんだボールマウンタ装置の販売が大幅に増加したことがけん引した。今期は前年同期比6.1%増収、16.7%営業増益計画。半導体の微細化、高集積化が進む中、はんだボールマウンタ装置は半導体パッケージの高密度化、薄型化に適しており需要増が継続する見込み。マイクロLEDやシリコンOLEDなど、プレミアムディスプレイ向け量産機の出荷も増え増収増益の計画。はんだボールマウンタ装置は、半導体チップと基盤をつなげるはんだボールの小型化を進め、市場拡大が見込まれる3Dパッケージでの採用拡大を目指す方針を示しており、今後も半導体事業がけん引し業績拡大局面が継続することが期待される。