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マーケットコラム(2021年11月22日号)

22日の日経平均株価は、前日比28.24円高の29,774.11円となり続伸。新型コロナの感染再拡大への警戒感から先週末のNYダウは下落したが、金利低下を受けて半導体関連などハイテク株が買われたことが好感され、日経平均株価も底堅く推移した。業種別騰落率は海運業が+3.70%になり上昇率首位。次いで、保険業が+1.51%、証券商品先物が+1.10%になった。一方、下落した業種は鉱業が-3.82%となり下落率首位。次いで輸送用機器が-1.25%、空運業が-0.90%になった。日経ジャスダック平均は+0.15%となり3日ぶりに反発、マザーズ指数は+1.09%となり4日ぶりに反発した。

先週末の米国株式市場で半導体関連などハイテク株が買われたことを受けて、東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、イビデン(4062)、ローツェ(6323)などが上昇し、引き続き半導体関連株が堅調に推移している。米国株式市場では先駆して上昇していたGPUのNVIDIAやプロセッサのAMD、露光装置のASMLなどに続いて、半導体メモリ大手のマイクロンの株価も上昇に転じてきている。マイクロンの株価は、10月末までメモリ価格の下落により軟調に推移していたが、22年前半にもメモリ価格が底を打つとの観測が出てきたことで、株価は急速な反発局面を迎えている。GPUやプロセッサなどロジック半導体投資に比べて、価格下落に伴いメモリ向けの投資はこれから弱含むとの見方があったが、マイクロンの株価上昇が示唆するように、メモリ価格が反転してくるなら、メモリ向け投資は今後も堅調に推移することが見込まれる。東京エレクトロンやアドバンテストなど日本の半導体関連企業は、ロジックに加えてメモリ向けでも強いため、メモリ市況の回復期待を新規の支援材料として、もう一段高の展開になることも期待される。