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2024年3月18日~3月31日

日付 国内 海外
3/18(月)
国内
1月機械受注(8:50)
日銀金融政策決定会合(~19日)
海外
[米]NVIDIA GTC(~21日)
[中]2月鉱工業生産(11:00)
[中]2月小売売上高(11:00)
[中]2月固定資産投資(11:00)
19(火)
国内
2月訪日外国人数
植田日銀総裁定例記者会見(15:30)
海外
[独]3月ZEW景気期待指数(19:00)
[米]2月住宅着工件数(21:30)
[米]FOMC(~20日)
20(水)
国内
春分の日
海外
[独]2月生産者物価指数(16:00)
21(木)
国内
2月貿易統計(8:50)
3月製造業PMI速報値(9:30)
海外
[欧]3月製造業PMI速報値(18:00)
[米]2月中古住宅販売件数(23:00)
22(金)
国内
2月全国CPI(8:30)
海外
[独]3月IFO企業景況感指数(18:00)
23(土)
国内
「SL人吉」ラストランイベント
海外
24(日)
国内
熊本県知事選挙
競馬 高松宮記念(G1)
海外
25(月)
国内
2月全国百貨店売上高(14:30)
海外
[米]2月新築住宅販売件数(23:00)
26(火)
国内
2月企業向けサービス価格指数(8:50)
海外
[米]2月耐久財受注(21:30)
[米]1月S&PコアロジックCS住宅価格指数(22:00)
[米]3月消費者信頼感指数(23:00)
27(水)
国内
権利付き最終売買日
海外
28(木)
国内
3月18、19日の日銀金融政策決定会合の「主な意見」
海外
[米]10-12月期GDP確報値(21:30)
29(金)
国内
2月失業率(8:30)
2月有効求人倍率(8:30)
3月東京都区部CPI(8:30)
2月小売売上高(8:50)
2月鉱工業生産(8:50)
海外
[米]2月PCEコアデフレータ―(21:30)
[米]休場(グッドフライデー)
30(土)
国内
海外
31(日)
国内
競馬 大阪杯(G1)
海外
[中]3月製造業PMI(10:30)
[中]3月非製造業PMI(10:30)

重要スケジュールからみた当面の見通し

 3月18日(月)~3月24日(日)の予定では中国の鉱工業生産、小売売上高、日銀金融政策決定会合、日欧の製造業PMIの結果が注目される。

 中国の12月鉱工業生産は前年同月比6.8%増となり、11月の6.6%増から伸び率が拡大。コロナ対応で昨年落ち込んだ反動により、自動車や携帯端末の生産が大きく増加した。12月の小売売上高は前年同月比7.4%増となり、11月の10.1%増から伸び率が鈍化。コロナ対応の反動で外食が大幅に増加し、衣類、宝石、通信用品、スポーツ、娯楽用品の販売も伸びた。

 日銀金融政策決定会合では、マイナス金利が解除されるかが注目される。金融市場では7割程度の確率でマイナス金利解除が織り込まれているため、解除決定となればややサプライズ感があり、円高株安の反応になることが見込まれる。ただ、マイナス金利解除後は、10月までに0.1%の利上げ、12月までにもう一回利上げがあるかどうかと見られており、緩和的金融政策が継続するものと思われる。マイナス金利解除でいったん悪材料出尽くしとなり、株価は反発する展開となるか注目したい。

 日本の2月製造業PMIは47.2となり1月の48.0から低下し、20年8月以来の水準へ落ち込んだ。国内外ともに需要が落ちており、生産、新規受注の減少ペースが1年ぶりの水準へ加速したことが影響した。中国向けが落ち込み、輸出売上の減少の勢いは直近11ヵ間で最大となった。自動車やエレクトロニクス、半導体などの需要増が期待されており、今後1年間の生産高見通しは楽観的な水準を維持している。

 ユーロ圏の2月製造業PMIは46.5となり1月の46.6から悪化し、2ヵ月ぶりの水準へ低下。生産指数は46.6となり前月比変わらずも、新規受注指数は23年3月以来の水準へ落ち込んだ。雇用も9ヵ月連続で減少。先行きへの期待は1月から横ばいで9ヵ月ぶりの水準を維持した。