2024年3月18日~3月31日
日付 | 国内 | 海外 |
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3/18(月) |
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19(火) |
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20(水) |
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21(木) |
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22(金) |
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23(土) |
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24(日) |
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25(月) |
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26(火) |
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27(水) |
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28(木) |
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29(金) |
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30(土) |
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31(日) |
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重要スケジュールからみた当面の見通し
3月18日(月)~3月24日(日)の予定では中国の鉱工業生産、小売売上高、日銀金融政策決定会合、日欧の製造業PMIの結果が注目される。
中国の12月鉱工業生産は前年同月比6.8%増となり、11月の6.6%増から伸び率が拡大。コロナ対応で昨年落ち込んだ反動により、自動車や携帯端末の生産が大きく増加した。12月の小売売上高は前年同月比7.4%増となり、11月の10.1%増から伸び率が鈍化。コロナ対応の反動で外食が大幅に増加し、衣類、宝石、通信用品、スポーツ、娯楽用品の販売も伸びた。
日銀金融政策決定会合では、マイナス金利が解除されるかが注目される。金融市場では7割程度の確率でマイナス金利解除が織り込まれているため、解除決定となればややサプライズ感があり、円高株安の反応になることが見込まれる。ただ、マイナス金利解除後は、10月までに0.1%の利上げ、12月までにもう一回利上げがあるかどうかと見られており、緩和的金融政策が継続するものと思われる。マイナス金利解除でいったん悪材料出尽くしとなり、株価は反発する展開となるか注目したい。
日本の2月製造業PMIは47.2となり1月の48.0から低下し、20年8月以来の水準へ落ち込んだ。国内外ともに需要が落ちており、生産、新規受注の減少ペースが1年ぶりの水準へ加速したことが影響した。中国向けが落ち込み、輸出売上の減少の勢いは直近11ヵ間で最大となった。自動車やエレクトロニクス、半導体などの需要増が期待されており、今後1年間の生産高見通しは楽観的な水準を維持している。
ユーロ圏の2月製造業PMIは46.5となり1月の46.6から悪化し、2ヵ月ぶりの水準へ低下。生産指数は46.6となり前月比変わらずも、新規受注指数は23年3月以来の水準へ落ち込んだ。雇用も9ヵ月連続で減少。先行きへの期待は1月から横ばいで9ヵ月ぶりの水準を維持した。