2024年5月20日~6月2日
日付 | 国内 | 海外 |
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5/20(月) |
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21(火) |
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22(水) |
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23(木) |
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24(金) |
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25(土) |
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26(日) |
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27(月) |
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28(火) |
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29(水) |
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30(木) |
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31(金) |
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6/1(土) |
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2(日) |
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重要スケジュールからみた当面の見通し
5月20日(月)~26日(日)の予定では日欧の製造業PMI速報値の結果が注目される。
日本の4月製造業PMIは49.6となり、3月の48.2から改善し8ヵ月ぶりの水準へ上昇。需要の低下や顧客の在庫調整を受けて生産と新規受注は低下しているが、減少ペースが緩やかになった。増産よりも既存在庫の活用を優先し、生産は11ヵ月連続で縮小している。今後の見通しは3月から横ばいで高水準を維持。世界的な在庫循環が加速し、需要が広く回復することが期待されている。
ユーロ圏の4月製造業PMIは45.7となり、3月の46.1から低下し4ヵ月ぶりの水準へ悪化。生産指数は47.3と3月の47.1から上昇し12ヵ月ぶりの水準となったが、受注減速の勢いが強かった。購買活動の削減ペースが加速しており、製造業に回復の勢いは出ていない。先行きの見通しは2ヵ月連続で改善し、22年2月以来の水準へ上昇しており、今後の景気回復への期待は根強い。ECBの利下げ期待や中国経済の改善に伴い、ユーロ圏の製造業に持ち直しの動きが出てくるか5月の結果が注目される。